高校1年生 はっちゃん その1
昔、小児病棟にいた♥️はな子です
今頃、元気にしていたらおじさんになっている、はっちゃんの話をしたいと思います。
はっちゃんとの出会いは、彼が中学2年生だったかなぁ。
白血病と闘っている最中でした。
当時、同じ年頃の同じような小児がんの男子たちが何人かいました。
私は彼らの使いっぱのような看護師だったなぁ😂
20時消灯なのに、眠れないからと一緒に将棋、チェス(私は全くわからないので、本で調べながら対決)や、新刊のジャンプがあるからと誘われ、一緒にこそこそ読んだり。
その度に先輩看護師から、あなたが消灯時間を守るように❗と注意を受けてました😋
またある日は
大部屋をライブ会場のように、
ミスチルやゆず、ユニコーンなど、それぞれが好きだった歌を熱唱したり、踊ったり😁
もちろんつらい治療、検査もあります。
抗がん剤の治療では、
「点滴ボトルに絵を書いて❗」と言われ、
「ただでさえ気持ち悪くなるのに、こんな絵をみたら、余計に気持ち悪くなる❗」
と怒られました(絵が下手なのを知っててあえて頼まれる→一番難しかったのはガンダム😑)
検査では、痛みも伴うため、頑なに嫌がる彼らに何時間も説得したこともありました。
もっともっと、いろいろありましたが、
そんな毎日を彼らは過ごしていました。
はっちゃんは一度寛解(白血病細胞が消えた状態)となり、退院しましたが、
すぐに再発がわかり、また戻ってきました。
中学3年生の秋だったかなぁ。
とても、身体がしんどそうでした。
私が準夜勤のとき(当時3交替でした)ナースコールが鳴り、
仕事が落ち着いたら話がしたいと言われました。
その日は忙しく、遅くなるよ、と話したらどうせ眠れないからとおしゃべりしに来て、と言われました。
午前2時、はっちゃんの部屋をのぞくと起きて待っていてくれました。
これは、私が彼らと過ごした日々を忘れずに(忘れたことはありません)、ブログに書かせていただいています。
読んでくださりありがとうございます。
続きは、その2へ。